地震に備えるための最適な耐震固定工事とは?オフィス向け対策ガイド


近年、地震対策の重要性が再認識され、特にオフィス環境における耐震対策が注目されています。
地震による被害を最小限に抑えるためには、書庫やキャビネットの耐震固定が欠かせません。
私たちが推奨する耐震固定工事のポイントと実施手順について、具体的な成功事例とともにご紹介します。

耐震固定の必要性とその影響

オフィス内の書庫やキャビネットが地震で転倒すると、以下のリスクが伴います。

  • 従業員の安全確保: 高い家具が倒れることで、従業員が怪我をする可能性があります。特に書類やカタログが飛び出すと、更なる危険が増します。
  • 避難経路の確保: 転倒した家具が避難経路を塞ぐと、緊急時の迅速な避難が困難になります。
  • 業務の中断: 転倒した家具の処理や修理が必要となり、業務が中断し、業務効率が低下します。

耐震固定工事の具体的な方法とメリット

キャビネットの耐震固定工事方法
私たちは、以下の耐震固定工事方法を推奨しています。
これらの方法を適切に選ぶことで、オフィス環境をより安全に保つことができます。

壁固定

図の赤色部分です。

方法壁面とオフィス家具をL字金具で固定します。
メリット強度のある壁が近くにあれば、非常に安定した固定が可能です。
転倒リスクが大幅に減少し、地震発生時に家具が安全な位置に保たれます。

床固定

図の緑色の部分です。

方法壁がない場合やオフィスの中央に設置されている場合、L字金具で床に固定します(OAフロアでは不可)。
メリット床にしっかりと固定することで、地震の揺れに対して安定性を高めます。
特に壁がないオフィスでは効果的です。

上下連結

図のオレンジ色の部分です。

方法高い家具を金属金具で上下に連結します。
メリット上下の家具が倒れるリスクを軽減し、全体の安定性を向上させます。
特に高さのある家具に適しています。

左右連結

図の青色の部分です。

方法隣り合う家具を左右で連結します。
メリット接地面積が増え、複数の家具が連携して安定性を確保します。
地震の揺れに対してより強固な配置になります。

実施に向けたステップ

現状確認現在のオフィス内の書庫やキャビネットの設置状況を確認し、耐震固定がされているかをチェックします。
チェックリストを用意し、各家具の状態を確認することが重要です。
固定方法の選定オフィス環境に適した固定方法を選びます。
専門家が実際の配置や家具の種類に基づいて最適な方法を提案し、選定します。
専門業者への相談固定工事に不安がある場合は、専門業者に相談し、耐震固定工事を依頼します。
無料診断やコンサルティングサービスを提供する業者もあります。
実施計画業者と相談して固定工事のスケジュールを立て、業務に支障が出ないように計画的に実施します。
夜間や週末に工事を行うことで、業務への影響を最小限に抑えることができます。
従業員への周知固定工事後は、従業員に対して耐震対策について説明し、緊急時の避難経路や手順を再確認します。
定期的な避難訓練も効果的です。

岡山オフィスづくり.comの地震対策サポート

岡山オフィスづくり.comでは、岡山市を中心にオフィスの地震対策をサポートしています。
耐震固定工事の専門家として、オフィスの安全性を確保するためのアドバイスや施工を行っています。
私たちは、お客様のオフィス環境に最適な耐震固定方法を選定し、施工からアフターサポートまで一貫してサポートいたします。

  • 無料相談のご案内: 地震対策に不安がある場合、まずはご相談ください。ご相談・お見積もりは無料となっております。
  • カスタマイズプラン: お客様のオフィスに最適な耐震固定プランをカスタマイズし、導入の際の具体的な手順やスケジュールについても詳細にご案内します。
  • アフターサポート: 工事後も安心してご利用いただけるよう、定期的な点検やフォローアップサービスを提供しています。万が一の問題にも迅速に対応いたします。

地震対策に関するご相談は、ぜひ岡山オフィスづくり.comにお任せください。

この記事を書いたのは
大橋 WORK SMILE LABO
大橋 淳紀
株式会社WORK SMILE LABO
大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
オフィス関連商品はすべてお任せください。
お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。
大橋 WORK SMILE LABO 営業