【岡山】セットアップオフィスとは?2026年のコスト・工期を抑える新常識

「事業拡大で手狭になったが、移転に半年もかけられない」
「テレワークが定着し、今のオフィスは広すぎる。でも縮小移転にコストはかけたくない」
「採用のためにきれいなオフィスにしたいが、内装工事の知識がない」

私たち岡山オフィスづくり.comには、岡山市・倉敷市の企業様から日々こうしたご相談が寄せられます。年間100件以上の施工実績を積み重ねるなかで痛感するのは、多くの企業にとって「オフィス移転」が本業を圧迫する巨大なプロジェクトになってしまっているという現実です。

そこで近年、有力な選択肢として存在感を増しているのが「セットアップオフィス」です。この記事では、セットアップオフィスの意味から2026年ならではの動向、そして選ぶ際の落とし穴までを、実際の施工事例とあわせてご紹介します。

 

セットアップオフィスとは?居抜き物件との違い

 

セットアップオフィスとは、「セットアップ=組み立てる、設定する」という言葉のとおり、あらかじめ内装工事が施された状態で貸し出される賃貸オフィスを指します。物件によってはオフィス家具やネットワーク機器まで設置されており、入居後すぐに業務を開始できるのが最大の特徴です。

よく混同されるのが「居抜き物件」です。両者の違いを整理すると次のようになります。

 

2026年、セットアップオフィスが注目される3つの背景

 

3年前と現在では、セットアップオフィスを取り巻く環境は大きく変わりました。

 

ハイブリッドワークの定着による「面積の最適化」

コロナ禍を経て、出社と在宅を組み合わせるハイブリッドワークはすっかり定着しました。その結果、多くの企業が「今の広さは本当に必要か」と問い直しています。

オカムラのワークデザイン研究所が優良オフィスを対象に行った面積調査でも、オフィスは「全員分の固定席を並べる場所」から「目的に応じて使い分ける場所」へと役割が変化していることが示されています。

 

縮小移転・最適化移転のニーズが高まるなか、原状回復と新規内装の二重コストを避けられるセットアップオフィスは、経営的に理にかなった選択肢になっています。

 

建築費・人件費の高騰

2024年問題以降、建設業界の人手不足と資材高騰は続いています。ゼロから内装工事を行う場合、想定外の見積り増や工期延長のリスクは無視できません。あらかじめ工事が完了しているセットアップオフィスは、コストと工期が読めるという安心感があります。

 

「出社する価値」が問われる時代

オカムラの調査では、オフィスに出社することへの価値をどう感じるかがワーカーの意識に影響を与えることが示されています。

ただ席があるだけのオフィスでは、社員はわざわざ出社しません。木や緑を取り入れた空間、カフェのようなリフレッシュエリア、集中できるブース——こうした「出社したくなる要素」が最初から組み込まれているセットアップオフィスは、採用力・定着率の観点からも有利に働きます。

 

セットアップオフィスが向いている企業

 

《 移転にコストと時間をかけたくない企業 》

レイアウト設計の打ち合わせ、内装工事の手配、配線工事……移転準備は通常業務と並行して進めるのが一般的です。専任担当を置けない中小企業ほど、この負担は重くのしかかります。

 

《 すぐに事業を軌道に乗せたいスタートアップ 》

好立地・きれいな内装のオフィスは、認知度向上と採用力アップに直結します。初期費用を抑えられる点も大きなメリットです。

《 拠点を短期間で立ち上げたい企業 》

新規営業所の開設など、スピードが求められる場面で威力を発揮します。

 

 

セットアップオフィス選びで失敗しないためのチェックポイント

 

内装も家具も揃っている——だからこそ「見落とし」が起きます。私たちが現場で必ず確認しているポイントをご紹介します。

 

働き方に合った「空間の種類」があるか

オープンスペース、集中ブース、Web会議用の個室。ハイブリッドワークが前提の今、Web会議ができる場所が足りないという不満は非常に多く聞かれます。用意された空間が自社の働き方と噛み合っているかを必ず確認してください。

 

セキュリティ対策は十分か

防犯カメラやセンサーの有無だけでなく、個室の壁の遮音性(情報漏えいリスク)、来客動線と社員エリアの分離、そしてネットワークセキュリティまで含めた確認が不可欠です。

近年はサイバー攻撃の中小企業への標的化が進んでおり、UTM(統合脅威管理機器)などの導入も検討すべき項目です。

 

家具は”見た目”だけで選ばれていないか

セットアップオフィスの家具は、コスト重視で選定されているケースもあります。

オカムラの資料『The Posture』では、座り方によって身体への負担が大きく変わることが体圧分布の比較で示されています。長時間座るチェアの質は、生産性と健康に直結します。

入居後に椅子だけ入れ替えるという判断も、十分に合理的です。

 

「足りないもの」を後から足せるか

サイン(社名看板)、追加什器、配線整理

——実際には「あと少し」が必ず出てきます。これらを柔軟に補える施工パートナーがいるかどうかが、入居後の快適さを左右します。

 

施工事例

セットアップオフィスは「ゴール」ではなく「スタート地点」

 

セットアップオフィスは、コストと時間を抑えながら質の高い環境を手に入れられる、2026年の有力な選択肢です。しかし、そこは完成品ではなくあくまで出発点。自社の働き方に合わせて家具を足し、間仕切りを工夫し、セキュリティを固めてこそ、本当に機能するオフィスになります。

私たち岡山オフィスづくり.comは、物件選びのご相談から入居後の最適化まで、オフィスに関わるすべてを一括でサポートします。

この記事を書いたのは
大橋 WORK SMILE LABO
大橋 淳紀
株式会社WORK SMILE LABO
大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
オフィス関連商品はすべてお任せください。
お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。
大橋 WORK SMILE LABO 営業