パーテーション施工の事前確認ポイント:法律に関わる重要チェックリスト


近年、オープンスペースをつくる企業やオンライン業務の推進から、パーテーションを活用した個室制作の依頼が増えています。
パーテーションの設置方法や種類にはさまざまなものがあり、法律が絡むこともあります。
パーテーション設置をご検討中の企業様は、施工前に事前確認を行いましょう。
今回は、パーテーション施工の事前確認や法律が絡むチェックポイントをご紹介します。

パーテーションの需要が増加中


コロナ禍により、対面での会話が減り、企業ではデスクをパーテーションで区切ったり、パーテーションでミーティングスペースを作ることが増えました。
オンラインでの打ち合わせの増加に伴い、個室ブースをパーテーションで設置する企業も増えています。

パーテーションにはハイパーテーションやローパーテーション、木製やスチール製など多くの種類があります。
企業の利用シーンに合わせたパーテーションを選ぶことができます。
飛沫防止効果だけでなく、オフィスの雰囲気に合ったものを選びたいですよね。

パーテーション選びのよくあるお悩み

  • どんなパーテーションがいいか悩んでいる
    パーテーションの種類が多すぎて選べない
    オフィスに合うパーテーションがわからない
  • こういったお悩みは、「岡山オフィスづくり.com」におまかせください。

    パーテーションで個室を作る際の消防署への届け出


    ハイパーテーションを使用して個室を作る場合、天井まで仕切ることで「新しい部屋」とみなされ、消防署への届け出が必要です。
    工事開始の7日前までに届け出を行う必要があります。
    新規だけでなく、増設の場合も同様です。

    消防法で設置が義務付けられているもの

    消火器、スプリンクラー
    火災報知器
    誘導灯、非常階段
    排煙設備、連結送水管

    個室とみなされる部屋を作った場合、これらの設備が必要です。
    また、「防火管理者」を決定し、消防における業務を行う責任があります。
    オフィス移転やレイアウト変更による個室作りも届け出が必要です。

    ハイパーテーションの一部が開いている場合、既設消防設備で対応できることもあります。
    この点も消防署に確認してください。

    消防法で気をつけるポイント


    パーテーション設置時に注意すべき消防法のポイントをご紹介します。

    火災報知器の設置

    各部屋に火災報知器の設置が義務付けられています。
    パーテーションで部屋を作る場合、火災報知器の設置が必要です。
    オフィスの火災報知器の位置を確認しながらパーテーションを設置しましょう。

    避難経路の確保

    避難経路が確保されているかを確認することも重要です。
    廊下の幅が確保されていても、避難時の妨げになるものが置かれていると消防署から指導が入ることがあります。

    廊下の幅を確保

    廊下の幅は消防法で決められています。
    – 廊下の片側に部屋がある場合: 1.2m以上
    – 廊下の両側に部屋がある場合: 1.6m以上
    幅が確保されていない場合、建築基準法違反となります。
    備品などで幅が狭くならないよう注意しましょう。

    排煙窓の確保

    排煙窓が確保されていない場合、違法となります。
    完全な個室にせず、天井部分のパネルを開けるなど工夫が必要です。

    排煙口の設置

    排煙口は部屋の一番遠いところから水平距離で30m以内に設置する必要があります。
    床面積500㎡ごとに排煙設備が必要です。

    届け出は弊社では承っておりません

    消防署への届け出は基本的にお客様にお願いしています。
    代行で承ることはできませんが、パーテーションの相談や法律に関する注意点についてはご相談いただけます。

    消防署への届け出の前に、パーテーションの相談や法律に関する注意点などに関してご相談を承ることは可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
    「消防署への届け出の出し方がわからない」という企業様は、建物によって基準等がありますので、管理会社にお問い合わせください。

    天井タイプの確認


    パーテーションで個室を作る場合、自社の天井タイプも確認しておきましょう。
    天井の種類によっては、パーテーション工事が難しい場合もあります。

    天井タイプの種類

  • 一般的な天井
    グリッド型システム天井
    ライン型システム天井
  • 天井タイプの種類は、一般的な天井タイプから天井パネルを格子状に組んでいる「グリッド型システム天井」や照明器具やスピーカー、火災感知器・スプリンクラー、排煙口などの設備がすべて天井に組み込まれた「ライン型システム天井」などがあります。

    「グリッド型システム天井」や「ライン型システム天井」は、天井パネルなどの部分的な交換が可能となるため、天井設備機器を自由に配置変換でき、パーテーション工事にも向いています。
    一方で、一般的なフラットな天井は、天井設備機器を移動させたり、自由に変えたりできないためパーテーション工事がしにくいといわれています。

    弊社では、天井設備の移動が難しい場合、パーテーション部材のカット施工も行っています。
    お気軽にご相談ください。

    パーテーション設置は「岡山オフィスづくり.com」におまかせください!

    パーテーションの設置を検討している企業様は、ぜひ「岡山オフィスづくり.com」におまかせください。
    年間150件以上の施工実績があります。
    消防法についても説明させていただき、企業様のオフィスに適切な設置を提案します。

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    この記事を書いたのは

    担当大橋大橋 淳紀
    株式会社WORK SMILE LABO 営業

    大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
    オフィス関連商品はすべてお任せください。
    お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。

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