オフィスの健康増進で活用できる補助金のご紹介。手すりとバリアフリー化で転倒・腰痛リスクを軽減


近年、転倒や腰痛などの労働災害が増加傾向にあります。
厚生労働省の調査によると、2022年の死傷者数は13万2355人と過去20年で最多を記録しました。
そのうち転倒が27%、腰痛などが16%を占めています。
こうした事故は、社員の健康を損なうだけでなく、企業活動にも大きな影響を及ぼします。

この背景を受け、2024年に社員様の健康増進で活用できる補助金がスタートします。
今回は、新しい補助金情報を既存の補助金情報も含めてご紹介します。

2024年度、厚労省が社員の運動指導促進へ補助金

厚労省は2024年度、中小企業の健康増進を後押しする新たな補助金制度をスタートします。
理学療法士ら専門家による社員の体力チェックや運動指導を行う企業に、費用の4分の3を上限100万円で助成します。
既存の補助金は60歳以上の労働者を抱える企業が対象でしたが、新制度は年齢に関係なく利用可能。
補助率も2分の1から4分の3に引き上げられました。

日経新聞:社員の運動指導促進へ補助金 厚労省、中小向けに24年度

2024年5月にも実施計画の受付を始め、審査を経て補助を決める予定ですので、興味のある方は調べてみてください。
ハード面の整備と併せ、ソフト面の取り組みを進めるまたとないチャンスです。
厚労省は「ハード・ソフト両面から対策に取り組む事業場の割合を50%以上」という目標を掲げており、本補助金はその達成に大きく寄与するでしょう。

60歳以上の労働者が対象の「エイジフレンドリー補助金」


少子高齢化が進む日本では、高齢者の労働力確保が重要な課題となっています。
しかし、高齢労働者は転倒や腰痛などの労働災害に遭うリスクが高く、安全で健康に働ける環境づくりが急務です。
そこで注目されているのが、厚生労働省の「エイジフレンドリー補助金」制度です。
この補助金は、中小企業が高齢労働者の安全対策や健康増進に取り組む際の費用を助成するものです。

補助金には2つのコースがあります。
「高年齢労働者の労働災害防止コース」では、高齢者にとって危険な場所や負担の大きい作業を解消する取り組みを支援。
例えば、手すりの設置や段差の解消、重量物の自動運搬化など、職場のバリアフリー化を進める際に活用できます。

もう一つの「コラボヘルスコース」は、労働者の健康保持増進を目的としています。
コラボヘルスとは、医療保険者と事業者が連携し、労働者の予防・健康づくりを効果的に実行する取り組みのこと。
例えば、健康診断の結果を基に、理学療法士による運動指導を行うなどの施策が対象となります。

高齢者が安心して働き続けられる職場環境の実現は、企業の生産性向上にもつながります。
休業や離職を防ぎ、ベテランの知識と経験を活かすことで、業績アップが期待できるのです。

令和6年度のエイジフレンドリー補助金は現在準備中となっています。
ご興味のある方はぜひ調べてみてください。

厚労省:エイジフレンドリー補助金について

オフィスの安全向上・健康増進対策はおまかせください


休業による業務の停滞、代替要員の確保、労災補償など、直接的・間接的なコストは小さくありません。
事故防止には、ハード面での対策が欠かせません。
厚労省の調査では、手すりの設置や段差解消に取り組む事業所は57%に上りますが、まだ十分とは言えません。

弊社では、従業員様の高齢化を見据えて、オフィスのバリアフリー化と手すりの設置を強くおすすめしています。
段差の解消、滑りにくい床材の採用、適切な位置への手すりの取り付けなどにより、転倒リスクを大幅に軽減できます。

また、デスクや椅子の高さ調節、モニターの配置など、人間工学に基づいた機器の設置も腰痛予防に効果的です。
社員様の身体的負担を減らし、快適で安全な職場環境を実現できます。
身体的負担を減らすオフィスレイアウトや人間工学に基づいた疲れにくいオフィス家具も取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

弊社は、オフィスの安全性向上・健康増進を通じて、企業の皆様の健康経営をサポートいたします。
手すりの設置やバリアフリー工事など、ぜひ私たちにご相談ください。

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