エントランスを工夫して企業イメージアップを行う方法

エントランスで企業の第一印象が決まる

企業の玄関、つまりエントランス。
訪れるお客様が来訪一番に目にする場所です。

例えば、来訪者がエレベーターで上がってきてパット扉が開いた瞬間、そこに企業のエントランスが現れたとしましょう。
来訪者の気持ちはどうでしょう。
「お!きれい!洗練されている」
「お!かっこいい」
「ふーん、面白そうだなあ…」
「う―――ン、ちょっと古い会社かなあ」
など、いろいろなことを思うと思います。
これらの思いは全てエントランスへの思いです。
でも実際には、心の中で瞬時に会社のイメージにすり替わります。

つまり、エントランスは企業の第一印象を与える場所。
エントランスのイメージが良ければ、企業のイメージが良くなるのです。

そのイメージはその後の取引の話の場に影響するかもしれません。
好印象を持ってもらえれば、話も良い方向に進みむかもしれません。
就職活動でやってきた人であれば、エントランスの印象で
より強く入りたいと思うか、興味がなくなるか、大きく変わります。

その場の雰囲気を左右する[素材]

そんな重要なエントランス。
企業イメージが的確に伝わり、より良い印象になるよう最大限に工夫しましょう。

例えば、素材だけでも雰囲気が大きく変わります。

アルミやスチールを用いると、シャープでスマートなイメージになります。
その無機質な雰囲気は知的なイメージも与えます。

ガラスを使えば光を取り入れ明るいイメージになるうえ
中の様子も垣間見えるので、より開けた企業のイメージを与えます。

木材を使うとナチュラルな落ち着いたイメージになりますし、
ブリックタイルなどの石材を使うと高級感が出ます。

企業メッセージを伝える[カラー]

カラーもイメージを大きく左右します。
白を多くすると、シンプルでクリーンなイメージ
白は膨張色のため広く解放感あるイメージも与えます。

逆に黒は都会的で洗練されたイメージ。
シックで落ち着いた雰囲気になり高級感もあります。
どっしりとした威厳や自信のあるイメージも与えます。
黒は他の色も引き立ててくれますので、コーポレートカラーを前面に出したい場合にもお勧めです。

赤を基調にすると情熱的であったり革新的なイメージ。
はっきりと企業の個性やメッセージ性がある場合にはとても際立たせてくれます。

青は清潔感や誠実さ、冷静さ。
緊張を落ち着かせてくれる効果もあるので、
初めてその場所を訪れた人の緊張する心を解きほぐしてくれます。
そのまま落ち着いた気持ちで商談が進むかもしれません。

緑色もナチュラルな印象を与えます。

企業イメージを擦り込む[ロゴデザイン]

パッと目の前に広がった時の第一印象で企業イメージを伝えるには
ロゴの使い方が決め手となります。

ロゴは大抵、企業のイメージを端的に表しているもの。
最もイメージの伝わりやすいものです。

初めて見た人は、一瞬にしてロゴを覚えてくれ
どこか他で見たときも気にかけてくれるでしょう。

既にどこかで見たことがある人ならば
足を踏み入れた瞬間に、迷うことなく「ここだ!」と思うことができます。

ロゴデザインを壁に大きく掲げるのもいいでしょう。
ロゴを立体的に浮き出たせると、より目に飛び込んできます。

そこに光を当てると影もできて尚更のこと飛び込んできますし、光の当て方にも気を使います。
ライトを正面から当てるのと上から当てるのとでは影のでき方も変わってきます。
少し上からペンダントライトなどで光を当てるとロゴ全体が明るくなります。
来訪者の後ろ側からスポットライトのようにロゴを際立たせるのもよりアピール力が強くなります。
ロゴ自体を光らせるとクールな感じになりますし、
光を変化させるという演出を施すのも一層、強いイメージを与えます。

ロゴがカラフルなものであれば
背景を白や黒のシンプルなものにして目立たせるのもいいですね。

提供する商品やサービスのイメージを伝える

[素材]や[カラー]、そして[ロゴデザイン]などによりエントランスを考えてきましたが
全体的にどのようなイメージをアピールするかは、業種やサービスによって大きく左右されます。

医療機器メーカーであれば清潔感、
薬品や自然食品を扱う企業であれば、ナチュラル感をアピールするといいでしょう。
ユニークな発想が売りの商品やサービスを提供する企業であれば、何が飛び出すかわからないワクワク感、
IT関連や教育関連の企業であれば、知的溢れるイメージにしたいです。
健康や体育館系の企業であれば、活動的なイメージもいいですね。

エントランス全体の雰囲気で、その会社らしいイメージを出すことで、
「私たちはこういうことを大切にしたいです」ということが伝わります。
また、
「こういう商品を作りたい!」
「こういうサービスを提供したい!」
というアピールにもなるのです。

エントランスの待ち時間で重要なことを伝える

エントランスにおいて、来訪者はしばらく待つ時間があるかもしれません。
そういった場合には、
雰囲気に合った心地よいBGMを流しておくのもいいでしょう。
BGMの雰囲気で、商談など話への望む気分が変わることもあります。
時間帯で変化させるのもいいでしょう。

デジタルサイネージを設置して企業の取り組みやビジョンを映し出すのもお勧めです。
モノ作りの企業であれば、博物館のように自社の製品をきれいにディスプレイしてもいいですね。
最初に見ておいてもらうことによって、話もスムーズに始められます。

また、企業理念などを上手くデザインして壁に書いてしまうという方法もあります。
資料をコピーして渡すよりもずっと効果的な企業アピールになります。

一度、エントランスという概念を捨て、
ひとつの貴重な空間と思った方がいいですね。
来訪者はほんのわずかな時間でも、ひとりでその空間に放り込まれるのです。

エントランスに必要なもの

エントランスと言うと、何階ものフロアに広がる大きな企業は人が座っている“有人”かもしれませんが、
多くは、“無人”のエントランスだと思います。

“有人”のエントランスでは
来訪者の名前を聞き、書いてもらったりするでしょう。
これはセキュリティの機能も持っています。
そして、誰に会いに来たかなど要件を聞き、社内の人への取り次ぎをします。
来訪者はそのまま案内された方へ入っていく場合もありますが、
場合によってはエントランスで座って待つこともあるでしょう。

これらは人が対応すれば、来訪者は目さえ合わせれば指示がもらえるので何も悩むことはありません。

しかし、それを“無人”で行おうとすると様々な工夫が必要です。

そのまま中に入ってきて欲しいのであれば、それを誘導するサインが必要でしょう。
電話をして欲しいのであれば、どこに電話があるかを一目でわからせる必要があるでしょう。
しばらく待つことがあるのであれば、座って良いとわかる椅子を目に付くようにしておく必要があるでしょう。

エントランスでは、たとえ“無人”でもスムーズな案内をすることが不可欠です。
必要なサインや呼び出しアイテムなども、全体のイメージを損ねないよう、
エントランスデザインの中に上手く取り入れて、違和感のないように設置しましょう。

せっかくエントランスがあるのなら、
そこはイメージアップへと繋がる場所にしたいもの。

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