オフィス間仕切り工事の注意点と成功のためのポイント
オフィス移転やレイアウト変更に伴う間仕切り工事には、施工が必要なものとそうでないものがあります。間仕切りの種類には、移動式のものや卓上に設置するタイプなど多様ですが、天井まで届かない「ローパーテーション」と、天井まで届く「ハイパーテーション」の2種類が主な間仕切り工事対象です。この記事では、それぞれのメリット・デメリット、工事前の確認事項を含めた間仕切り工事の重要ポイントを紹介します。
Contents
オフィスの間仕切り工事で押さえておきたいポイント
ローパーテーションとハイパーテーションの選択は、空間の使い方やオフィスの用途によって異なります。それぞれの特徴と、設置時に考慮すべき点を見ていきましょう。
ローパーテーションのメリット・デメリット
ローパーテーションは天井に届かない間仕切りで、空気の流通が良く、新たにエアコンを増設せずに済むことが多い点が大きなメリットです。
コスト削減や柔軟なレイアウト変更が可能で、オフィス内のコミュニケーションを促進するのに適しています。
しかし、遮音性が低く、プライバシーが確保しづらいというデメリットもあります。そのため、使用する部屋の用途や音漏れ対策を考慮することが重要です。
ハイパーテーションのメリット・デメリット
一方、ハイパーテーションは床から天井まで届くため、遮音性が高く、会議室や個室としての利用に適しています。
プライバシーの確保や集中できる環境を作るのに最適ですが、空気の流れが遮断されるため、部屋ごとにエアコンの設置が必要となる場合があります。
また、消防法によりスプリンクラーの増設など追加工事が必要になることがあり、結果として費用がかさむ可能性も考慮しておくべきです。
間仕切り工事を行う前に確認しておきたい重要ポイント
間仕切り工事を依頼する際には、オフィスの構造やビル管理会社の規約を事前に確認することが不可欠です。
以下に、スムーズに工事を進めるためのチェックリストを示します。
1.天井のタイプを確認
オフィスの天井タイプによっては、間仕切り工事ができない場合もあります。
以下の3つのタイプに分けられることが多いので、自社オフィスの天井を事前に把握しておきましょう。
①パネルがはめ込まれた天井:部分的な交換が可能で、工事が容易。
②ボードを組み合わせた天井:固定されているため、工事が困難な場合が多い。
③機器を一体化させた天井:設備を移動できるため、比較的工事がしやすい。
おおよその天井はこの3つのタイプの天井で作られていることが多く、間仕切り工事に適している天井のタイプは、①と③です。
①は格子状にはめ込まれた天井パネルを部分的に交換できることから、間仕切り工事が可能です。
また、③は火災探知機や照明器具を天井仕上げ材と一体化させていますが、機器を移動できることから間仕切り工事が可能になっています。
逆に間仕切り工事が出来ないのは②のタイプです。
2.ビル管理会社へ事前確認
ビルによっては、指定された工事業者を使用する必要がある場合があります。
また、工事中に発生する騒音や機材搬入のタイミングもビル管理会社と事前に調整しておくことで、他のテナントへの影響を最小限に抑えられます。
工事費用は決して安くはないので、ビル会社への事前確認は必ずしておきましょう。
また、何社も入っているオフィスビルであれば、壁を挟んで隣が違う企業ということも少なくありません。
間仕切り工事をする際には騒音や機材の荷下しが伴うので、ビル会社に一声かけておくことでビル一体に周知のお知らせをしてくれることがあります。
3.原状回復の有無や費用の確認
賃貸オフィスである場合は退去する際に原状回復することになっていることが多いかと思います。
間仕切り工事を行う際には、撤去にかかるコストや手続きについて事前に確認し、退去時の計画を立てておくと良いでしょう。
後付けで間仕切り工事を伴うパーテーションを設置した場合は、退去時に原状回復のためのコストがかかることを理解しておきましょう。
原状回復の有無や工事前に費用を確認しておくことで、退去時に慌てなくて済みます。
間仕切り工事におけるデザインと機能性のバランス
間仕切り工事を成功させるためには、デザイン性と機能性を兼ね備えることが大切です。空間の雰囲気や従業員の働きやすさを考慮したデザインは、オフィスのブランディングにもつながります。たとえば、ガラスパーテーションを取り入れることで、開放感を保ちながらも音漏れを防ぐ工夫が可能です。また、移動可能なパーテーションを使用することで、将来的なレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
間仕切り工事における環境への配慮
オフィスリノベーションでは、環境への配慮も重要です。間仕切り材料には再生可能な素材やリサイクル可能な資材を使用することで、環境負荷を軽減することができます。
また、エネルギー効率の高い照明や空調設備の導入により、オフィス全体の省エネ対策を進めることができます。
まとめ
間仕切り工事は、ただパーテーションを設置するだけではありません。
エアコンや照明、消防設備の増設をするのか否かでも費用が変わってくるので、工事が始まってから気づく前に増設する必要があるものないものや、予算を決めておくと良いでしょう。
また、ビル会社への確認、消防法、建築基準法なども考慮してスムーズに間仕切り工事ができるようにしましょう。
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