あなたの会社は大丈夫?ネットワークセキュリティ対策の必要性と対策方法

オフィスセキュリティ対策

ネットワークセキュリティ対策と聞いて、なんだか難しくて分からない。こういった話は苦手で・・・と避けてはいませんか?
実は、経済産業省のHPにも注意喚起がされているほど、年々サイバー攻撃の被害は増えています。
何かが起きる前にしっかりと対策をとり、会社の大切な情報を守りましょう。
今回は絶対知っておくべきネットワークセキュリティの対策について、詳しく解説しますのでぜひ参考にしてください。

セキュリティ対策とはどういうこと?


よく耳にする“セキュリティ対策”というワード。一体どういう意味かご存知でしょうか?
基本的な内容としては、システムやパソコンを守るための“安全対策”のことを指します。
対策は1つだけではなくリスクの種類に対してそれぞれ存在しているため、
なんとなく行うのではなく、きちんと目的を持って正しい対策をしていくことがポイントです。

対策しないとこんなことが起きる


企業を狙った不正アクセス等は増加傾向にあり、企業規模に関係なく攻撃される可能性があります。
例えば被害内容はこんなことが・・・

不正侵入や不正アクセス

これは、アクセスが許されていない他の誰かが不正侵入をすることです。
まず、サーバーが停止すれば業務は進まなくなるので、それにより利益は減少。
そして企業の大切な情報が漏れればお客様に迷惑がかかり、取引先からの契約解除、世間からの企業イメージはダウンしてしまいます。

ウイルス感染

ウイルスに感染したパソコンは正常には動きません。
ファイルが何重にも開かれ、再起動を繰り返し、勝手に異様な動きをします。
それに動きが鈍くなるので、全く仕事になりません。
最悪の場合は、端末内のデータが失われ、これまで積み上げた大切な情報を失うことになってしまいます。

法的問題

データ保護法違反:多くの国や地域では、企業が顧客や従業員の個人情報を保護することが法的に求められています。例えば、欧州連合(EU)では一般データ保護規則(GDPR)が適用され、個人情報の取扱いに厳格なルールが設けられています。企業は、これらの情報を適切に保護し、漏洩や不適切な利用から保護する責任を負っています。これらの法律や規則に違反した場合、企業は重大な罰金や訴訟に直面する可能性があります。

違法なアクセス:不十分なセキュリティ対策が原因で、企業のネットワークやシステムに不正アクセスが行われた場合、それは法律に違反する可能性があります。例えば、コンピュータ不正アクセス法などが該当します。企業がこのような違法行為を許してしまうと、法的責任を問われることもあります。

契約違反:企業は、顧客やパートナーとの契約において、情報の保護やセキュリティの確保を約束していることが多いです。セキュリティ対策が不十分であると、これらの契約条項に違反する可能性があり、それは契約違反につながり、損害賠償請求や契約の解除を招く可能性があります。

これらの法的問題は、企業の財務的な影響だけでなく、企業の評判や信頼性にも大きな悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、オフィスセキュリティ対策を適切に講じ、これらのリスクを適切に管理することが重要です。

信頼性の損失

データ侵害やサービスの停止は企業の評判を損ない、顧客やパートナーからの信頼を失う可能性があります。

顧客の信頼の損失
企業が顧客データを保護できないと証明されると、顧客はその企業に対する信頼を失う可能性があります。これは、顧客がその企業との関係を見直し、サービスや商品の購入を停止する可能性があるため、企業にとって大きな損失となります。また、信頼の損失は、口コミによって広がり、新規顧客の獲得にも影響を及ぼす可能性があります。

ビジネスパートナーとの関係の損失
セキュリティ対策を怠ると、パートナーシップを危険にさらす可能性があります。
パートナー企業は、情報漏洩のリスクを避けるために、関係を見直すか、取引を終了するかもしれません。

投資家や株主の信頼の損失:
投資家や株主は、企業のリスク管理能力を高く評価します。したがって、セキュリティ対策を怠ると、企業の評価が下がり、資金調達や株価に影響を及ぼす可能性があります。

ブランドイメージの損失:
セキュリティ侵害は報道され、公に知られることが多いです。これにより、企業の評判が損なわれ、ブランドイメージが下がる可能性があります。

財務的損失

セキュリティ侵害による直接的な損失(修復コスト、罰金等)や間接的な損失(ビジネスの停止、顧客の離反等)が発生します。

生産性の低下

システムが攻撃を受けたり、重要なデータが失われたりすると、作業の効率が大幅に低下します。

セキュリティ対策が必要なワケ


もう想像はつくかもしれませんが、なぜセキュリティ対策が必要なのかと言うと・・・
『企業の情報を守って、業務を安全に継続させるため』です。
被害に合うと業務が停止するだけでなく、取引先も含めて被害対象となるおそれがあります。
自社を含めた周囲を守るためにも、しっかりとしたセキュリティ対策が必須です。

具体的な対策方法


では一体どんな方法で企業の大切な情報を守っていけばいいのでしょうか?
今回は大きく2つに分けてご紹介します。

ウイルス対策ソフトの導入

個人法人問わず、多くの人が行っているのがウイルスソフトの導入です。
しかし現在ではウイルスソフトはさまざまな種類があり、選ぶのが難しくなっています。
ワクスマではお客様のネットワーク環境に合ったアドバイスをさせて頂きますので、ウイルスソフトの選択に迷った際はぜひお問合せください。

社員教育の徹底

ソフトを導入する一方、従業員ひとりひとりが気を付けてできる対策もあるのです。
その一例としては、

・怪しいメールは開かずに削除する
・パスワードは複雑なものを設定
・悪質サイトへのアクセスを禁止
・危険そうなことが起きたら自分で判断せずシステム部などにすぐ報告

このようなことが挙げられます。
それぞれが意識するだけでも防げることがあるので、従業員へ対策を共有して、社員一丸となって企業情報を守っていきましょう。

まとめ

年々増えているネットワーク被害に対して備えることは、企業が行うべき重要事項のひとつです。
対策をしていない方はお早目の検討を、また、すでに対策しているという方も本当に必要な対策ができているのか、
一度見直してみてはいかがでしょうか?

オフィス作りに関する事ならなんでもお任せ下さい

岡山オフィスづくり.comでは、オフィスのあらゆるモノ・コトに対応しています。
難しいネットワークセキュリティについて、気になることがありましたらお気軽に無料相談をご利用下さい。

この記事を書いたのは

担当大橋大橋 淳紀
株式会社WORK SMILE LABO 営業

大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
オフィス関連商品はすべてお任せください。
お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。

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