2023.3.13 エアコン工事 | 電気・照明工事

大手メーカーがエアコン、LED照明の４月から値上げ発表

現在、あらゆる物価が上昇し、個人のみならず企業にも大きな影響を及ぼしています。
食品や日用品はじめ電気代、ガソリン代、高速料金代なども高騰中。
その中でも、大手メーカーからLED照明やパッケージエアコンなどの値上げ発表がありました。

Contents

1 食品や日用品が高騰ラッシュ
2 パナソニックがLED照明、パッケージエアコンの値上げを発表
3 電気代高騰の今、買い替えの検討してみませんか？
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食品や日用品が高騰ラッシュ

2023年になっても食品や日用品などの値上げが止まりません。
とくに、値上げが集中したのは2023年2月ですが、2022年10月では約6700品目が値上げし、月間最大値を記録しました。
「バブル崩壊以降類を見ない値上げラッシュ」ともいわれました。

原因は、世界情勢による原油高の高騰、原材料の高騰、円安とドル高のよる輸入コストの上昇に加え人件費なども上がったことが挙げられます。

さらに、2023年1〜4月には、追加で同数の7000品目の値上げが決定しているといわれています。
今後も価格転嫁せざるを得ない状況が続き、消費者にしわ寄せが及ぶことはまちがいありません。

その中でも光熱費（電気代・ガス代）の値上げを実感されている方が多いと思います。
冬季はエアコンなどの使用が増えるため、特に顕著でした。

パナソニックがLED照明、パッケージエアコンの値上げを発表

食品や日用品だけではなく家電メーカーも値上げを発表しています。
2022年11月、パナソニックは法人向けで販売しているLED照明やパッケージエアコンの値上げを発表しました。
その数約3万6000種にもなり、2023年1月と4月に分けて順次値上げを実施していきます。

今回は4月に値上げが発表された商品をご紹介します。

【4月1日納入分　進化価格適用商品】
社宅用シーリングライト
LED電球
店舗のダウンライトなど
施設のベースライトなど
防災の非常灯・誘導灯など
屋外の防犯灯など
調光の舞台照明など
換気送風機器
オフィス用エアコン
ビル用マルチエアコン
など

値上げ幅は10〜20%となり、一部35%になるものあります。

価格改定の理由は？

パナソニックは、市場環境の変化に伴い、材料高騰及び材料調達の困難さが増大したことを受け、最大限の安定供給に努めるために価格改定を行うと発表しています。

また、「外部環境悪化が続く中、生産コストの削減を継続的に取り組んできたものの内部の合理化努力のみでは安定的な商品供給を維持することが困難な状況となった」と説明がありました。

さらに、2023年4月（一部品種は10月）より蛍光灯やパルックなどの品番も価格改定され、約400弱の品番が対象となります。
改定率は125%〜140%。
現行品番は生産終了となり、新品番での発売となるそうです。

他社メーカーの機器も高騰する？

大手メーカーが価格改定を行ったことで、他社も追随の流れが予測できます。
原材料の高騰、物流関連費の上昇を値上げの理由として説明を行っていますが、他メーカーも同じ状況です。
2022年からパナソニックは商品ごとに値上げを発表しています。
他メーカーの値上げも段階的に発表されていることから、今後も値上げは続くと予想しています。

パナソニックのLED照明やパッケージエアコンなどの値上げに伴い、他社で取り扱う同等の商品の価格改定が行われる前にLED照明の交換を速やかに行うのが賢明です。