役職変更に伴うオフィス家具の選び方とは?働きやすい座席位置もご紹介


オフィスでは、役職者様と従業員様のデスクや椅子の種類が異なることが多く、それぞれに区別されてレイアウトされている企業様が多いのではないでしょうか。
役職が変更になった際には、それに伴ってオフィス家具を新調したり、レイアウトを変更したりする必要があります。

今回は、役職変更に伴うオフィス家具の選び方や、従業員様が働きやすい座席位置などもご紹介します。
快適で効率的なオフィス環境づくりのヒントになれば幸いです。

役職(管理職)変更に伴うオフィス家具の選び方


役職が管理職に変更されたらさまざまな手続きがありますが、役職者用のデスクや椅子などを選ぶことも大切です。
執務室に設置する企業様もありますが、部屋を移動して役職者用の部屋が用意されていることもありますね。

従業員様と区別がつくようにしながらも、従業員様が使用するデスクや椅子の雰囲気に合わせたり、部屋の雰囲気に合わせることが重要です。
役職者用の家具は、従業員用のものよりも少し高級感があり、機能性に優れたものを選ぶのがおすすめです。

ここでは、役職変更に伴ったデスクや椅子の選び方を詳しく解説しましょう。

役職者用デスク

役職者のデスクは、「エグゼクティブデスク」とも呼ばれますが、広めの両袖デスクに変更することが多いです。
十分な作業スペースを確保でき、書類や物品の収納にも便利です。

デザインや高級感はもちろんですが、使用感や機能性に優れたものを選ぶことがポイントです。
例えば、天板が昇降する機能があるデスクは、ちょうどいい位置に調整できるのでデスク業務に大変おすすめです。
長時間のデスクワークでも疲れにくく、姿勢も改善できます。

また、執務を行う部屋が広くない場合は、片袖デスクでも良いかと思います。
コンパクトながらも、必要な機能は備えているものを選びましょう。

役職者用のオフィスチェア

役職者用の椅子は、機能性とデザイン性を兼ね備えたものが多く、座り心地にもこだわりたいですね。
長時間座っていても疲れにくく、体への負担を軽減してくれる椅子が理想的です。

機能面では、座面が上下に調整できる昇降機能や、背もたれを後ろに倒して休息ができるロッキング機能などが採用されています。
体格に合わせて最適な位置に調整できるので、快適に執務ができます。

ほかにも可動式のアームレストやフットレストのついた椅子もあり、好みの機能性のものを選びましょう。
アームレストがあれば、肘や腕への負担を和らげられます。
フットレストは、足を伸ばして休憩するのに便利です。

椅子によっては、重厚感のある本革や合皮、布製のものなど素材が異なるため、従業員様のデスクや執務室の雰囲気を考慮して椅子選びをしましょう。
高級感のある本革は、役職者にふさわしい威厳を感じさせます。
合皮や布製は、よりカジュアルな雰囲気で、リラックスして執務ができそうです。

オフィスレイアウトで座席位置が大切な理由


役職者様の座席位置は、従業員様の働きやすさや、コミュニケーションのしやすさに大きく影響します。

従業員デスクとの距離感や、オフィス全体が見渡せることなども考慮して設置しなければいけません。
適切な位置に役職者デスクを配置することで、従業員様のモチベーションアップや、業務効率の向上につながります。

ここでは、オフィスレイアウトで座席位置が大切な理由を詳しくご紹介します。

役職者とデスクの距離感が近いとプレッシャーに感じる?

役職者と部下との距離感が近いと、役職者にとっては従業員の様子を把握しやすいというメリットがあります。
しかし、従業員からすると、常に上司の目が気になり、プレッシャーを感じることがあります。

特に、新入社員や経験の浅い従業員様は、上司との距離が近いと緊張してしまい、本来の力を発揮できないかもしれません。
プレッシャーによって、ミスが増えたり、業務効率が下がったりすることも考えられます。

業務の質や生産性は、強いては企業の実績にも関わるので、役職者と従業員との距離は離れた位置でセッティングするのがおすすめです。
適度な距離感を保つことで、従業員様はリラックスして業務に取り組めるでしょう。

離れすぎるとコミュニケーション不足になる⁈

一方で、部屋を移動して役職者と従業員が完全に離れてしまうと、今度はコミュニケーション不足になる可能性もあります。

役職者から見ると、従業員の業務の進捗状況や悩みを把握しにくくなります。
従業員も、些細な質問や相談をするのに、わざわざ別の部屋まで行かなければならず、気軽に声をかけにくくなるでしょう。

コミュニケーション不足は、業務の停滞や、従業員のモチベーション低下につながりかねません。
座席の距離感によっては、管理職に苦手意識を持つこともあるので、離れすぎず適切な距離を保つことがポイントです。

役職者と従業員の座席は、お互いの顔が見える程度の距離感が理想的です。
気軽に声をかけあえる環境を整えることで、コミュニケーションが活発になり、働きやすいオフィスになるでしょう。

働きやすい座席位置を決めてレイアウト変更をしよう


従業員様の働きやすさは、働く環境によって大きく左右されます。
特に、役職者の座席位置は、従業員様の心理面にも影響を与えるため、レイアウトはとても大切です。

ここでは、従業員様が働きやすい環境をつくるためのおすすめのレイアウト変更をご紹介します。
オフィスの雰囲気や、業務内容に合わせて、最適なレイアウトを選びましょう。

役職者の座席位置を中央にする

オフィスの中心に役職者の座席を置くことで、従業員間のやりとりがスムーズに行われます。
役職者が従業員全体を見渡せる位置にいることで、適切な指示や助言ができます。

従業員の座席は役職者のデスクの周りを囲うように設置すると良いでしょう。
すると、従業員同士の会話が耳に入りやすくなり、コミュニケーションも円滑になります。
情報共有がスムーズに行われ、業務の効率アップにつながります。

また、役職者による背後からの監視のストレスからも解放されて、従業員様も業務に集中できるようになります。
一人ひとりが自分のペースで仕事ができる環境は、モチベーションの向上にもつながるでしょう。

役職者デスクを窓側・出入り口付近にセッティングする

役職者の座席は、窓側や出入り口付近に移動するのもおすすめです。

自然光が入る窓際は、開放感があり、リラックスした雰囲気を作り出します。
窓側に配置する場合は、部屋全体を見通すことが可能なため、従業員様全体の様子を把握することができます。
ただし、従業員様を監視しているような印象を与えないよう、距離感を保って圧迫感を与えない配置にすることもポイントです。

また、出入口は従業員や外部の人もが頻繁に通るため、コミュニケーションが取りやすい場所です。
来客対応や、社内の他部署との連携もスムーズに行えます。
役職者が出入口近くにいることで、従業員様の出退勤の管理もしやすくなります。
あまり厳しく管理するのは逆効果ですが、適度な把握は必要でしょう。

参考記事:定番から最新まで! オフィスのレイアウトパターン5選【デスク間の寸法値も解説】

まとめ

オフィスのレイアウト変更や、役職者のオフィス家具選びは、従業員様の働きやすさに直結する重要な要素です。
「岡山オフィスづくり.com」では、お客様のオフィスの特性や、従業員様のニーズをヒアリングした上で、最適なレイアウトをご提案させていただきます。

役職者用のデスクや椅子は、機能性とデザイン性を兼ね備えた、上質なものをご用意しております。
お客様のオフィスの雰囲気に合わせて、セレクトするお手伝いをさせていただきます。

新年度に向けて役職者のデスクや椅子を探している企業様や、役職者の座席位置に悩んでいる企業様は、ぜひ「岡山オフィスづくり.com」にご相談ください。
快適で働きやすいオフィス環境づくりを、私たちがトータルでサポートいたします。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いたのは

担当大橋大橋 淳紀
株式会社WORK SMILE LABO 営業

大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
オフィス関連商品はすべてお任せください。
お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。

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