クールビズが始まったのは、2005年。環境省が環境対策として「クールビズ」という言葉をつくりました。
「冷房の節約として夏場の軽装」が目的として発信され、現在は多くの企業でクールビズによる軽装が実施されています。
実際にオフィスで推進する場合のお役立ち情報をご紹介します。
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室温28度って暑いのでは?
引用:環境省
温熱環境を一定にできる人工気候室にて、室内温度26℃、27℃、28℃時の「軽装」の被験者による温熱感申告と同温度条件での「スーツ」の被験者による申告を比較したものです。
実験の結果、26℃下での「スーツ」の被験者と28℃下での「軽装」の被験者の温熱感はほぼ同じということがわかったそうです。
基本的には冷房時の室温を28度に保ち、ノーネクタイやノージャケットなどを取り入れて快適に過ごせる軽装を促している政策がクールビズです。
室温28度は、人によっては暑いと感じる人も多いでしょう。
その場合は、暑さ対策グッズを使用したり、室温を保つ遮熱シートなどの設置などさまざまな対策があります。
ここでは、クールビズを継続するために室温28度のメリットや快適に働くスタイルをご紹介します。
室温28度にするメリットとは?
・冷えすぎによる血行不良が改善される
・顔色が良くなる
・寒暖差による夏バテや夏風邪が起こりにくくなる
・エアコンによるだるさを感じなくなる
・抜け毛予防にも効果が期待できる
などのメリットがあります。
クールビズを継続させるための快適に働くスタイルとは?
室温28度に慣れていない人は、以下の工夫をしてクールビズに取り組んでみましょう。
・うちわや扇子を利用する
・冷却シートなどの冷感グッズを使用する
・ヘアスタイルを短髪、アップスタイルにする
・薄手の素材感や涼しげな色の服装にする
・OA機器や照明は使用しないときはオフにする
・着替えを持っていく
など、今すぐ個人で工夫できることがたくさんあります。
また、企業で取り組むべきクールビズの対策はこちらです。
・勤務時間を朝方のシフトに組み直す
・シーリングファンや遮熱シート、ブラインドの設置
・通気性がいい椅子に買い替える
・省エネ型エアコンに買い替える
・緑のカーテンを取り付ける
など企業全体を通して取り組めることもあるので、個人でできることと合わせて企業側も検討してみてはいかがでしょうか。
オフィスでは、パソコンやプリンター、コピー機といった「熱放射」の影響や「湿度」の管理、さらに人の「代謝量」よっても体感温度が異なります。
オフィス全体で温度管理のコントロールを行うことや個別で暑さ対策をすることで、エアコンに頼らなくても涼しく快適に過ごす工夫ができます。
クールビズで業務効率アップ
クールビズは、今からでもすぐに取り入れられる暑さ対策です。
服装を軽装にするだけで体感温度を下げてオフィスでも快適に過ごすことができるでしょう。
最近は、オフィスカジュアルで出勤する人も多く、必ずしもスーツで出勤しなければならないということもなくなりました。
ファッションを楽しみながら、クールビズも取り入れられる服装で、業務効率アップにつなげてみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたのは
大橋 淳紀
株式会社WORK SMILE LABO 営業
大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
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お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。
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