現在、オフィスの照明はLEDになっていますか？
政府は、2030年に100%LED化の目標を掲げています。

https://www.cas.go.jp/jp/siryou/pdf/20220603_onsitukouka.pdf

また2023年10月～11月に開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」において、蛍光ランプの製造等をその種類に応じ2027年末までに禁止することが決定しました。

経産省：「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」の結果について

2027年には蛍光ランプの製造は禁止されることから、LED照明への切り替えは単なる照明の変更以上の意味を持ちます。
LED化を進める背景には、省エネや長寿命、環境保護といったLEDの特徴が大きく影響します。
今日のエコ意識の高まりとサスティナブルな社会づくりに貢献する行動として、LED化は推奨されています。
いま注目されているエコやサスティナブルにつながるという面でもLED化は積極的に取り入れていきたいものです。
今回は、約数年後に2030年を迎えるまでにLED化を進めるべく、LEDの魅力やメリット、どういった工事が必要か？など、を具体的にご紹介します。

LEDが選ばれる理由

LEDの照明の魅力はいくつかあります。

1. 省エネ性能
LEDは白熱電球に比べて消費電力を大幅に削減。これにより、電気代の節約だけでなく、CO2排出量の削減にも繋がります。

2. 長寿命
蛍光灯の約4倍ともいわれるLEDの長寿命は、交換の手間とコストを削減します。

3. 環境への優しさ
水銀を使用しないLEDは、廃棄時の環境負荷が少なく、地球に優しい選択と言えます。

4. 耐衝撃性
物理的なダメージに強く、長期間にわたる安定した使用が可能です。

などの特徴があります。

とくに、省エネや寿命、環境にやさしいというメリットは、持続可能なサスティナブルな社会づくりにつながります。
なんと、LEDの消費電力は白熱電球の約8分の1！

さらに、寿命は蛍光灯の約4倍もあるといわれ、照明を取り替える頻度も少なくなります。

また、環境汚染問題のひとつとなっている「水銀」。
蛍光灯は水銀を使用しますが、LEDには一切使用されていないため環境保護の観点から推奨されています。

LED化にすることでCO2の排出を抑えたり、電気代の節約になるなど、メリットは多くあります。

水銀による環境汚染が大きな問題に？

蛍光灯で使用されている水銀が、環境汚染問題として大きく取り上げられているのはご存知でしょうか。

2015年には、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が施行され、2017年から2019年にかけて、大手メーカーから相次いで蛍光灯器具の製造終了が発表されました。
※蛍光灯器具とは、蛍光灯など照明を取りつける土台部分のことです。

2021年1月以降は、基準を超えた水銀を使用した製品は、製造・輸出入ができなくなり、2027年には蛍光ランプの製造が禁止されました。
製造が禁止されても在庫品があるため、しばらくは蛍光灯は購入できると思いますが、蛍光灯自体が入手困難になるという観点からも、LED交換を前向きに検討する時期と言えます。

LEDは日々進化している

LEDの照明は日々進化しています。
LEDが取り入れ始めたころ、色のバリエーションが少なく「白っぽい光り方が苦手」という意見が多々ありました。
カラーバリエーションが少ないため、LEDの導入に消極的な企業も多かったのではないでしょうか。

しかし、近年では、多彩な色温度や調光機能を備えた製品が登場しています。
「電球色」はじめ「昼白色」「昼光色」などが追加されています。
これにより、オフィス空間に最適な照明環境を実現することが可能になりました。

LED工事をしたい場合は？注意点などご紹介

最近は、LED照明に交換したいとのご要望が増えています。
工事の要望として多いのは、「スピーディーにしてほしい」ということ。
屋内での活動が多い企業様や学校にとって、照明は欠かせません。

そこで、岡山オフィスづくり.comでは、よりスピーディーで丁寧な対応をさせていただいています。
事例として、岡山県の某学校よりLED照明交換の要望を受けた際は、施工を約30分で完了させていただきました。（注：範囲・規模によって施工期間は異なります。）
夜間や早朝、営業時間外、休日などの工事も対応可能です。
品質もご安心ください！
お客様のスケジュールをヒアリングし、現地確認を行って調査をしてから施工開始いたします。

施工事例：電球が切れたタイミングでLED照明への交換工事

LED交換における注意点とは？

LED交換は、LEDに適した配線工事が必要になります。
電球やシーリングライトなどは電球を交換するだけでLEDにできる場合がほとんどですが、蛍光灯や直感型蛍光灯は工事が必要なので、業者に任せるのが一般的です。

どんなLEDを取り入れたらいいの？

初めてLEDに交換する企業の中には、「どんなLEDがいいかわからない」「どんな色がいいのかわからない」と不安もあるかと思います。
岡山オフィスづくり.comでは、最初の現地確認と丁寧なヒアリングを行い、企業様に合ったLED照明の提案をさせていただいています。

たとえば、
・光を部屋全体的に届けたい
・時間やシーンによって調光や調色をしたい
・落ち着いた色合いで、業務時もリフレッシュ時も気にならない光にしたい
など、まずは要望をお聞きします。
その上で提案をさせていただき、お客様にとって最適なLEDを提案させていただきます。

まとめ

2030年まではまだまだ先ですが、省エネや環境にやさしいという点ではLEDへの交換はいいことばかりです。
とくに、企業様にとって、電気代節約は経費面で大きな改善になるのではないでしょうか。
LED交換の際は、スピーディーで高品質な対応に定評のある弊社におまかせください。

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この記事を書いたのは

大橋 淳紀
株式会社WORK SMILE LABO　営業

大学を卒業後、新卒で㈱ワークスマイルラボに入社。
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お客様の理念やビジョンといったコンセプトを大切にし、それが伝わるオフィスづくりの提案を行っています。