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BCP対策も兼ねた天井造作工事

施工データ

今回は天井造作工事の施工事例についてご紹介いたします。

今回の案件はHPより、BCP対策として水害に備えて1階にあるサーバー室を2階に移転したいとのご要望でした。
最高層である2階は天井の遮熱性が低くエアコンの効きが悪いので、サーバー等の機器の設置に不安を感じていらっしゃいました。

BCPとは

事業継続計画:Business Continuity Plan(BCP)
企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことを指します。

引用:中小企業庁 BCP(事業継続計画)とは

BCPが日本で普及したきっかけは、2011年3月11日に発生した東日本大震災です。
その後の2016年4月の熊本地震でも、多くの企業が事業活動の停止を余儀なくされ、全国の企業に危機感を与えました。

弊社所在地の岡山県内でも震災の被害はほぼありませんが、2019年7月の西日本豪雨では大規模な被害が報告され、社屋の1階が水没し休業を余儀なくされた企業様が多数ありました。
このことから、岡山県内でも1階の電子機器を上階に移転される企業様が増加しています。

天井造作工事 事例

施工前の状態の天井の写真

施工前はこのように天井がむき出しの状態でした。
天井の遮熱性はほぼ無く、エアコンが効かない状態でした。
この環境でサーバー等の機器を設置すると、とくに夏は外の熱で室温が上がりサーバー等に支障が出やすくなってしまいます。

今回は天井を造作し、天井裏に断熱材を設置することで天井からの熱を遮断できるように工事しました。
断熱材の使用で、外からの熱が入ってこないようにし、空調管理がしやすい環境が実現できます。

施工後の写真

今回は施工がしやすいジプトーン(化粧石膏ボード)を採用しました。
エアコンや電源の線が天井からありましたが、ジプトーンは施工が容易なため、カット等で対応できます。

作業時間は4時間ほどで終わりました。

お客様からも完成の出来に非常に喜んでいただきました

岡山オフィスづくり.comでは、オフィス家具以外にも今回の様なオフィスメンテナンスも行っておりますのでオフィスの気になる点などご気軽に相談ください!!