オフィスに大きな窓があると、日が差し込んで明るくていいですよね。

レイアウトの都合上、窓際付近にデスクが設置されている場合もありますが、基本的には社長席や役員、部長など役職者の席が窓際に設置されていることが多いです。

しかし、それ以外で窓際付近にデスクが設置されている場合は、集中して仕事ができないということをご存知でしょうか？

業務の生産性を上げるには、日の光ではなく一定の明るさが保たれた場所で業務をすることが重要です。

今回は、生産性が上がるオフィスの窓際の活用方法をご紹介します。

窓際が集中できない理由とは？

窓際は、一見明るくて業務が捗るように思いがちですが、常に明るいわけではありません。
午前、午後と明るさが段階的にあり、常に一定の明るさで業務ができるスペースではないのです。

また、外気温の影響で暑くなったり寒くなったり温度を感じやすく、雨であれば窓に打つ雨の音で集中できないという人も中にはいます。

このように、窓際は外気の影響で長時間業務をするには向いていないスペースと言えます。

使い方次第！窓際スペースは生産性が上がる場所

とはいえ、窓際スペースは正しく使えば生産性が上がる場所です。

窓際は太陽光を浴びる場所ですが、この太陽光が生産性向上に関係しているのです。

太陽光を浴びた人と浴びていない人では成績の良し悪しが顕著に現れたという研究結果があるようです。
もちろん、太陽光を浴びた人の方が成績が上がったということですが、これはなんとなく実感されている方も多いのではないでしょうか？

外に出ずにずっと同じ場所で業務をしていると、眠気に襲われやすくなります。
一方で、朝からジョギングやウォーキングなどをして太陽光を浴びていると、テンションを保つことができ、集中力もUPします。

太陽光を適度に浴びるのは生産性を高めるということがわかっているので、窓際をうまく活用して、短時間での利用にすると生産性が高まるスペースとなります。

生産性が上がる窓際の活用方法とは？

では、具体的に実際に生産性が上がる窓際の活用方法をご紹介します。

カウンタースペースを作る

窓が大きくかつ長く続く場合のオフィスでは、カウンターデスクの設置がオススメです。スタンディングで業務ができたり、短時間でパソコン業務にぴったりです。

カウンターの高さに合わせた背もたれのない簡易チェアーなら、短時間で業務を切り上げることができますし、太陽光を浴びながら気分転換でもできます。

打ち合わせスペースを作る

短時間で終わる打ち合わせやミーティングにも最適です。

大きめのデスクと4〜5脚くらいのチェアーを用意しておけば、人数が増えた時にも対応できます。個室ではなくオープン型になっていることで、日常会話や雑談もしやすい雰囲気を作ることができます。

大きめの窓であれば、天気のいい日は景色が見えるのでリフレッシュもできます。

必要であれば、簡易のパーテーションを横に置いておくことも可能です。

休憩スペースにする

窓際は太陽光が当たって気分転換できる場所です。

お昼のランチをデスクで食べるなら、場所を変えて日の当たる窓際で食べるのがおすすめです。

窓の大きさに合わせてカウンターデスクにするか、ローデスクにするかを決めましょう。

窓際のスペースに適していないものとは？

窓際は太陽光が直接当たる場所でもあるので、プリンターなどのオフィス機器や書類を置かないようにしましょう。機器が熱くなって故障の原因になったり、書類が焼けてしまう場合もあります。

まとめ

窓際スペースを有効活用するには、短時間業務ができるスペースを作ることが重要です。

長時間だと外気の影響で集中力が鈍ってしまうので、たとえカウンタースペースなどを作っても長時間での使用はおすすめしません。

適度に太陽光を浴びながら、生産性向上に役立ててください。

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