新型コロナウイルスの感染が再拡大し、「第3波」を迎えている現状
「Ｇｏ Ｔｏトラベル」の見直しなど、国民の不安は高まる一方です。

■日本医師会「第3波と考えていい」　各地で過去最多の感染者
https://www.fnn.jp/articles/-/106584

新型コロナウイルス感染者発生により企業に生じる被害として

1.感染被害及び感染拡大防止措置に伴い、従業員の労働力が奪われる
2.製品等の供給の断絶による取引関係への悪影響
3.自社またはグループの感染の拡大に伴うサプライチェーンの断絶
4.風評被害等による顧客離れ

のようなリスクが考えられます。

企業としてウィズコロナとどう向き合うか？
感染予防と事業継続を両立するための、各企業の対策に注目が集まっており
経営者の方はスピード判断をしないといけない場面が増えているのが現状です。

今回は経営者の方向けに
コロナ第３波に備えた企業の対策や準備できることの一覧を
色々な方面からまとめましたので、まだ対策できてない部分など参考にしていただれば幸いです。

感染予防対策

まずは感染をしないようにする対策です。
個人で意識的に行うこと。企業で仕組みを改善する。
両方を行う必要があります。

個人で意識して行うこと

3密を避ける　3密（密閉、密集、密接）
定期的な換気を行う
人と人との距離を取る。ソーシャルディスタンス（他の人と 約2ｍ距離を置く）
マスクをする
手洗いうがい
健康管理・体温の日頃のチェック　等々

企業で仕組みを改善する方法

企業側での取り組みをまとめました

●テレワークやローテーション勤務を推奨
●こまめな換気
●オフィスのレイアウト変更
●パーテーションの活用　等

○弊社で以前まとめた記事も参考にしてください。
コロナウイルス感染症拡大リスクの軽減に配慮したオフィス提案

感染者が確認された場合の対応

仮にコロナ感染者が出たときの対応についてです。

保健所、医療機関に届け出をし、指示に従う。
感染者の行動範囲を踏まえ、感染者の勤務場所を消毒し、同勤務場所の従業員に自宅待機させることを検討する。

参考リンク：社員・従業員が新型コロナに感染した際の労務対応チェックリスト– 初動から対外的発表まで

緊急事態宣言への備え

緊急事態宣言における対応方針　なども今から作っておくと慌てなくて済みます。

また自宅待機が余儀なくされるため
従業員が自宅でもテレワークで仕事ができるように、今の内から準備しておきましょう。

・自宅、コワーキングスペース等（サテライトオフィス・コワーキングスペース）以外のワークプレイスと制度の準備
・リモートワークへの対応強化（IT・機器の活用、作業環境、文書管理　など）

テレワークの導入を検討される場合は弊社のテレワーク導入支援サポートまで是非一度お問合せください

融資関連

実質無利子・無担保なものなど現在は非常に資金を借りやすくなっています。

○日本政策金融公庫

○新型コロナウイルス対策融資・保証まとめ最新版（2020年7月3日更新）

補助金・助成金・給付金の活用

全国規模ですとここでは紹介しきれないほどの多くの補助金・助成金があります。
地方自治体しか行ってない助成金も多く存在します。
是非補助金・助成金をフル活用しましょう。

■関連情報
○中小企業向け助成金診断システム

○全国の補助金まとめ　https://hanjo.biglobe.ne.jp/news/zenkoku_hojo/

○新型コロナ 対策支援制度まとめ個人事業主・企業向け

まとめ

今後も感染リスクとは常に隣り合わせの期間が続くと思われます。
感染流行の今この瞬間の対策だけではなく、これを機にその先を考え、新しい働き方、新しいオフィスの形を作っていきましょう。